不動産取得税の通知がきて驚いた…。
固定資産税がこんなに高いなんて…。
Ⅹでこんなポストをよくみかけます。
不動産の購入を検討する段階で資金計画を確認していないんでしょうか?
多くの不動産屋さんは決済後の諸費用についてアドバイスが少ないので、わたしが実践している試算方法を少し書きたいと思います。
不動産取得税と固定資産税都市計画税の計算式は軽減措置等を除くとこんな感じです。
固定資産評価額×税率=不動産取得税
固定資産評価額×税率=固定資産税都市計画税
つまりまずは購入する物件の固定資産評価額を把握する必要があります。評価証明書や固定資産税納税通知明細等の資料があればこれで試算できますが、売買契約までに不動産屋さんが資料を揃えていないこともあります。
ですので私は自分で土地と建物の固定資産評価額を試算して資金計画をたてて購入申込みの準備をしています。
土地はこのサイトで前面道路の固定資産税路線価を確認します。
https://www.chikamap.jp/chikamap/Portal?mid=216
固定資産税路線価×土地面積≒固定資産評価額
建物は、私自身が過去の評価証明書や固定資産税納税通知書をたくさん持っているので、類似物件の評価額から試算しています。
類似物件建物の固定資産評価額÷類似物件の床面積≒類似物件の固定資産評価額平米単価
類似物件の平米単価×購入物件建物の床面積≒固定資産評価額
試しに東京都内の土地の固定資産評価額を試算して不動産取得税と固定資産税都市計画税も試算してみますね。

土地面積:100平米
固定資産税路線価:513,000円
固定資産評価額=100平米×513,000円=51,300,000円
不動産取得税=51,300,000円×1/2×3%=769,500円
固定資産税=51,300,000円×1/6×1.4%=119,700円
都市計画税=51,300,000円×1/3×0.3%=51,300円
イメージはこんな感じです。
あくまで目安ですし物件によって計算式を注意しないといけませんが、私は慣れているので少し高めの金額で見積もって実際に納税額が少なくなるので安心してます。
ちなにみ居住用で購入する場合は軽減措置が受けられる場合が多いけど、不動産取得税も固定資産税都市計画税も税率や軽減措置等は状況次第で異なりますのでご注意ください。
購入後に予期せぬ税額に驚かないように資金計画は慎重に確認するようにしてくださいね。

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